自己主張することは、ストレスをためないためにも大切なことです。でも相手の問題行動には、あなたが不満 (イライラ)を持っていることなど気づかずに行動している場合があるかもしれません。相手には相手の考え(欲求)があり、行動しているのです。あなたの意見が絶対に正しいのだと、相手をとがめるような主張をすると相手の反発や抵抗にあいかねません。また、見かけの上で相手の行動が変化しても、相手の心からの変化は期待できないことがあります。

私たちの犯しやすい間違いは、相手に対して受け入れられないこと(対立・欲求不満・葛藤・拒絶的な感情) があると「君やめたまえ」「あなたがやめなければ」「あなたはそうすべきじゃないですよ」「あなたは失礼ですよ」「あなたのなすべきことはこれからですよ」「あなたのために言うんですよ」など、すべて相手のことを良いとか、悪いとか、審判しているのですから相手は不快な気持ちになります。人から自分の行動をとやかく、口出しされるといやな気分になりやすいのです。

これでは相手は行動を変えて協力しようというどころか自尊心を損なわれ、反発や恨みの感情を招きます。

 

ここで大切なことは、相手をとがめるためのメッセージではなく、自分の感情や考え方を表現する方法なのです。相手を審判したり、とがめたりすると相手はかたくなに抵抗するか、心の中で「恨みのパワー」を蓄積するのです。

正しい自己主張とは、相手の行動を良いとか悪いとかの評価を下さずに、自分はどう思うというように自分の気持ちをオープンに表現することです。

 

あなたはなぜ、自分が不満を感じたり、腹が立っているかを知っていますか? 不満や腹立ちは、どこからくるのでしょうか?